コンパクトさや耐久性の高さなど、ひそかに人気のあるマイクロフォーサーズカメラ。
レンズ資産の多さや、性能の高さが魅力です。
しかし、レンズの種類が豊富すぎて、どれを選べば良いか迷う人もいるはず。
そこで本記事では、用途別に厳選した18本の「神レンズ」をご紹介します。
それぞれの特徴やスペックを詳しく解説するので、レンズ選びの参考にしてくださいね!

性能高めで、一度は使ってみたいレンズが勢ぞろいしました。
万能便利ズーム神レンズ3選【1本あればOK】

できれば、レンズは1本で完結させたい人も多いはず。
ここでは、レンズ1本で完結できる万能ズーム神レンズを3本紹介します。
- OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
- LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH.
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- 1本でほとんどの撮影場面に対応できる画角
- 広角~望遠まで高画質撮影が可能
- 防塵/防滴性能付きで野外で持ち歩きやすい
旅行・登山・街歩きまで1本で完結できる最強ズーム
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは、使い勝手の良さから「悪魔のレンズ」ともいわれています。
焦点距離は35mm換算で24–200mm相当までをカバー。
風景・スナップ・ポートレート・テレマクロまで幅広くこなします。
このレンズ1本でほとんどの撮影が高画質で叶うため、他のレンズがいらなくなる悪魔のレンズといわれることも。
特筆すべきは、強力な5軸シンクロ手ブレ補正(最大6.5段)。
望遠端でも手振れがしにくく、ズームしても画質の劣化が少ないです。
さらにPROレンズならではの防塵・防滴・耐低温仕様(-10℃)。
雨天の登山や冬の屋外撮影でも安心です。
マイクロフォーサーズにしては重い、かつ大きいというデメリットもあります。
そのため、軽量さを重視したい人には向きませんが、画質を重視したい人にはおすすめのレンズです。

マイクロフォーサーズユーザーなら1回は使ってみたい神レンズ。
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
- 35mm換算24-400mmまで幅広い画角をカバー
- サイズの割に持ち歩きやすい軽量さ
- 12-100mmに比べて価格が安い
軽量・高倍率。利便性重視の便利ズーム
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3は、12-100mmの陰に隠れた名レンズです。
12-100mmほど注目される機会は少ないものの、35mm換算24-400mmという驚異的なズーム倍率が魅力です。
旅行先での風景・スナップ・建築・動物など、ありとあらゆる被写体をこれ1本でカバーできます。
また約455gと軽量なので、登山や街歩きなどでの持ち運びも苦になりません。
防塵・防滴機能も搭載されており、小雨時や川・海などでの撮影にも持ち出しやすいです。
一方で首から下げていると、自重で筒が伸びてくるケースも。
また望遠端に関しては、シャープさが減る傾向にあります。
それでも24-400mmが1本で撮影できるのは大きな魅力。
荷物を減らしたい旅行や、レジャーで活躍する万能ズームレンズといえます。

大きさと機能のわりに軽いのが特徴。旅行で重宝しています。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH.
- ライカ名のついた高性能便利ズームレンズ
- 広角から標準域まで画質劣化が少ない
- 35mm換算24-120mmの使いやすい画角
小型・高画質・防塵防滴を兼ね備えた万能標準ズーム
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH.は、35mm換算24-120mmと使いやすい便利ズームレンズです。
PanasonicとLEICAの共同設計レンズで、ズーム全域で安定した描写と高いコントラストを実現しています。
LEICAブランドならではの色乗りや、立体感のある写りが特長。
またF2.8始まりで明るく、夜間撮影や室内での撮影にも使いやすいです。
画角も使いやすいので、旅行やVlog撮影など幅広い場面で役立ちます。
さらに、雨の日の撮影にも安心な防塵防滴仕様です。
サイズも12-100mmや12-200mmより小さいため、スナップや散歩撮影などにおすすめできます。

使い勝手と性能が高いので、最初のレンズにもおすすめです。
単焦点神レンズ3選【ボケを活かした撮影ができる】

単焦点レンズは、焦点距離が決まっているレンズ。
明るいレンズを選択すれば、ボケを活かした撮影が可能です。
ここでは、単焦点の神レンズを3本紹介します。
- LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPH.
- VoightLander NOKTON 25mm F0.95 Type II
- LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPH.
- 自分が撮りたいものをピックアップしやすい画角
- 寄ってよし引いてよしのレンズ
- ライカレンズデビューにおすすめ
35mm換算50mmで被写体を切り取りたいときに便利なレンズ
「LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPH.」は、フルサイズ換算50mmの標準単焦点レンズです。
50mmは人間の目で見た風景を撮影できる焦点距離といわれており、
- スナップ撮影
- 物撮り
- ポートレート撮影
などに向いています。
このレンズはライカレンズのなかでも安く、焦点距離と合わせてはじめての単焦点レンズに向いています。
きれいなボケ感と、コントラストの利いた描写力が魅力です。
ライカ印のレンズだけあって、描写はくっきりコントラストが高めなのが特徴。
何気ない街並みを撮影しても、絵になる写真・動画が撮影できます。
日常風景を映画の一コマのように撮影したい人にも、おすすめの1本ですね。

こちらもカメラにつけっぱなしにできる焦点距離。
はじめてのライカレンズにおすすめです!
VoightLander NOKTON 25mm F0.95 Type II
- F0.95の明るさが魅力
- とろけるボケ感が武器
- 絞ったときの描写もきれい
開放F0.95のとろけるボケが魅力!他のレンズにない描写を楽しめる
Voigtlander NOKTON 25mm F0.95 Type IIは、解放時のボケ感が美しいレンズです。
F0.95のボケは強烈で、ピント合わせを慎重に行わないと被写体がボケてしまうくらいボケます。
F0.95で撮影すると、背景がとろけるようなボケになり、印象的な写真・動画を撮影できるんです。
また、絞って撮影すると意外にも写りがきれい。
絞りを変えることで、いろんな作品を作れるのは魅力ですね。
ただ、レンズが少し重いのは難点。
がっつり撮影するときはいいですが、旅行などコンパクトさを重視したいときは他レンズがおすすめです。

ポートレートや商品撮影など、幅広いジャンルで使えるレンズです。
いつかほしい!
LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
- 広すぎず狭すぎない画角
- F1.7の明るさとボケ感
- ライカレンズなのにお買い求めやすい値段
35mm換算34mmの見た目に近い画角が楽しめる
「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」は、フルサイズ換算30mmという少し変わったレンズです。
30mmというと中途半端な画角といわれることもあります。
ただ、50mmでは画角が狭いけど、24mmでは広すぎるというときに便利なレンズです。
たとえば、
- 都会の街並み風景撮影
- 自然風景撮影
- ポートレート撮影
など幅広いジャンルで使えます。
また、F1.7という明るさも魅力ですね。
とくにこのレンズはライカレンズなので、ボケ感や写真・動画の雰囲気は抜群です。
値段も5万円台で購入できるため、キットレンズを卒業した後に買う最初の単焦点レンズにも向いています。

僕は別レンズを購入してしまいましたが
いつかほしいレンズの1つです。
望遠神レンズ3選【野鳥や月撮影に便利】

望遠レンズが1本あれば、撮影の幅が広がります。
ここでは、望遠神レンズを3本紹介します。
- OM SYSTEM M.ZUIKO 75-300mm F4.8-6.7 II
- OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO
- OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM SYSTEM M.ZUIKO 75-300mm F4.8-6.7 II
- 35mm換算150-600mmの超望遠ズームレンズ
- 野鳥・月など動きの少ない遠方の被写体が得意
- 軽量&コンパクトで野外でも撮影しやすい
この価格帯で野鳥撮影が楽しめる!コスパ抜群の望遠レンズ
「OM SYSTEM M.ZUIKO 75-300mm F4.8-6.7 II」は、野鳥・月などの撮影におすすめな超望遠レンズです。
35mm換算150-600mmの超望遠域が魅力。
野鳥や月など、高倍率撮影をしたい場面で役立ちます。
加えて軽量&コンパクトさも特徴です。
フルサイズレンズだと1kgを超えるケースもありますが、本レンズは423g。
軽めのカメラなら、セットで1kg以下で持ち歩けます。
バードウォッチングや登山など、持ち歩く時間が多い場面でも使いやすいです。
野鳥や月などの撮影をしたいけど、三脚が必要なほど大きいレンズはイヤな人におすすめです。

価格も10万円以下なので、はじめての望遠レンズにもおすすめです。
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO
- 35mm換算100-400mm&F2.8の明るさ
- 圧倒的な光学性能で全ズーム域でシャープに写る
- フルサイズでは考えられない小型&軽量レンズ
F2.8通しでプロが満足できる高性能超望遠ズームレンズ
「OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO」は、プロが満足するレベルの高性能超望遠レンズです。
F2.8の明るさで、美しいボケを表現できます。
Proレンズのなかでも最高峰の描写性能で、広角域から望遠域までシャープかつ繊細な表現が可能です。
35mm換算100-400mmの画角を活かし、野鳥やリス・鹿など動物撮影も可能。
近くに寄れないが、詳細まで鮮明に撮影したいときに役立ちます。
防塵・防滴性能に加え、-10℃まで耐えられる耐低温性能を完備。
雪山や登山、渓谷撮影など厳しい自然撮影でも持ち歩きやすいです。
価格は高いものの、性能はプロレベル。
自然風景や動植物撮影を仕事にするプロや、これから目指したい人におすすめのレンズです。

プロレベルの超望遠ズームレンズですね。
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
- 35mm換算300-1000mmの超望遠レンズ
- 防塵・防滴で野外撮影に持ち歩きやすい
- ズーム全域で開放F値F4.5で撮影できる
35mm換算300-1000mm!野鳥・月撮影まで鮮明に写せるレンズ
「OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」は、35mm換算300-1000mm相当の超望遠レンズです。
望遠レンズはズームするほど画質が低下しがち。
ただ、本レンズは18群28枚のレンズ構成によって、全域で抜けの良いシャープな写りを実現しています。
遠くにいる野鳥や月などの天体を撮影しても、まるで目の前にいるかのような画質で撮影可能。
ボケを調整できる深度合成機能もあるため、手前から奥までピントを合わせられます。
価格が高いため、初心者には向きません。
ただ、画質を重視したいプロカメラマンや、野鳥・月の撮影をしたい人におすすめのレンズです。
広角神レンズ3選【風景/スナップ撮影に便利】

広角レンズがあれば、風景や自撮り撮影などでも見切れず撮影できます。
ここでは、マイクロフォーサーズの広角神レンズを3本紹介します。
- LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. 【保有★】
- OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
- OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. 【保有★】
- 待望のライカ超広角レンズ
- ゆがみが少ないきれいな映り
- ハーフマクロ撮影が楽しめる
超広角なのにハーフマクロレンズとしても使える
「LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. 」は、待望のライカ超広角レンズです。
9mmの超広角レンズながら、撮影時のゆがみが少なくとてもきれいに映ります。
また、超広角レンズには珍しく、ハーフマクロ撮影ができる点も魅力。
9.5cmまで寄って撮影できるため、幅広い撮影で使えます。
たとえば、カフェや飲食店などで写真を撮影するときにも使いやすいですね。
もちろん、超広角レンズらしく画角を活かした自然風景やスナップ写真の撮影にもおすすめです。
あとはとても軽いレンズなので、ジンバル撮影に使うのもいいかもしれません。
まだレビューは作成できていませんが、私も購入した1本。
今後はSUMMILUX 9mm/F1.7を堪能したいです。

ライカレンズ待望の超広角レンズ。
癖が少ないので、Vlog撮影にも向いています。
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
- 古参のレンズながら魅力のある映り
- うるさすぎず自然なボケ感
- サイズ&画角が旅行におすすめ
サイズ&画角が旅行におすすめの超広角レンズ
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」は、風景写真や建物の写真にピッタリな広角レンズです。
フルサイズ換算24mmの広角レンズで、
- 壮大な自然風景を撮影したいとき
- 都会のビルに立体感を与えたいと
など、画角を稼ぎたいときに便利です。
しかも、明るいレンズなので、夜や暗い場所でもキレイに写せるのがポイント。
背景をきれいにボカせるのもいいですね。
このレンズは小さくて軽いので、旅行や外出先で使うのにぴったり。
写真の歪みも少なく、建物や街をキレイに写せるレンズです。
キットレンズを使っているけど、広角レンズもほしいという人に向いています。

サイズも小さいので、旅行に持っていくのもおすすめです。
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- 35mm換算14-28mmの超広角ズーム
- ズーム全域F2.8通しで暗所に強い
- PRO仕様の防塵・防滴・耐低温設計
風景・建築・星景まで対応する高性能超広角ズーム
「OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」は、35mm換算14-28mmをカバーする大口径超広角ズームレンズです。
広角特有の歪みを抑えつつ、画面周辺まで安定した解像力を発揮。
雄大な風景や建築物、室内撮影まで幅広く対応します。
ズーム全域で開放F2.8を維持できるため、星景や薄暗いシーンでもシャッタースピードを確保しやすいです。
PROシリーズらしく防塵・防滴・耐低温設計を採用しており、天候を問わず安心して撮影できます。
超広角でも画質に妥協したくない人に最適な一本です。
標準神レンズ3選【ポートレート/物撮りに便利】

標準レンズは見た目に近い画角で撮影できるため、ポートレートや物撮りなどに向いています。
ここでは、マイクロフォーサーズの標準神レンズを3本紹介します。
- LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH.
- M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
- VoightLander NOKTON 25mm F0.95 Type II
LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH.
- 35mm換算50mmの使いやすい標準画角
- F1.4の明るさと美しいボケ
- 静音AFで動画にも対応
自然な画角と美しいボケを楽しめる標準単焦点
「LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH.」は、35mm換算50mm相当の自然な画角を持つ標準単焦点レンズです。
スナップや日常撮影、ポートレートまで幅広く使いやすく、一本でさまざまなシーンに対応します。
開放F1.4による大きく柔らかなボケと、LEICAらしいコントラストの高い描写が特徴。
被写体を印象的に引き立てます。
AFは静かで動画撮影にも適しており、描写性能と扱いやすさのバランスが抜群です。
初めての大口径単焦点としても選びやすいレンズです。

使いやすい画角とシャープな写りが魅力ですね。
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
- 開放F1.2から高解像・高コントラスト
- なめらかで品のあるボケ表現
- PRO仕様の堅牢なボディ
高解像度と耐久性が魅力の標準単焦点レンズ
「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」は、画質を最重視するユーザー向けに設計されたPROシリーズの標準単焦点レンズです。
開放F1.2から非常に高い解像力を誇り、被写体のディテールや質感を忠実に描写します。
ボケは大きく滑らかで、ピント面とのメリハリが強く、立体感のある表現が可能。
防塵・防滴・耐低温設計により、屋外撮影や悪天候下でも安心して使用できます。
標準域で使いやすい画角のため、風景・ポートレート・物撮りまで何でもこなせます。
価格とサイズは大きめですが、その分妥協のない描写性能を求める人に向いた一本です。
VoightLander NOKTON 25mm F0.95 Type II
- F0.95の圧倒的な明るさ
- 独特なボケと立体感のある描写
- 操作感に優れた金属製ボディ
表現力を極める超大口径マニュアル単焦点
「Voigtländer NOKTON 25mm F0.95 Type II」は、F0.95という圧倒的な明るさを誇るマニュアルフォーカス単焦点レンズです。
極端に浅い被写界深度による独特の立体感と、柔らかく個性的なボケ表現が魅力。
AFは搭載されていませんが、その分ピント合わせに集中でき、撮影体験そのものを楽しめます。
F0.95は良くも悪くもピントの合う範囲が少ないため、独特な写真・動画を撮影できます。
金属製の重厚なボディは操作感も良好。
効率よりも表現力を重視し、写真を「作品」として仕上げたい人におすすめの一本です。

とにかくとろけるボケが好きな人におすすめです。
マクロ神レンズ3選【小さいものを大きく撮影】

マクロレンズは出番は少ないものの、小さいものを大きく写せる強みがあります。
1本持っていれば、普段の撮影に飽きたときに役立つはず。
ここでは、マイクロフォーサーズのマクロ神レンズを3本紹介します。
- LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.
- OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
- OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.
- 等倍撮影対応の高性能マクロ
- 手ブレ補正内蔵で手持ちに強い
- ポートレートにも使える画角
マクロもポートレートもこなす万能レンズ
「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH.」は、等倍撮影に対応した中望遠マクロレンズです。
被写体にしっかり寄りつつ、LEICAらしいシャープでコントラストの高い描写を実現。
MEGA O.I.S.による手ブレ補正を搭載しており、手持ち撮影でも安定感があります。
90mm相当の画角を活かして、ポートレートやスナップにも使いやすい点が魅力。
小さい植物を撮影しても、花びらの花粉や葉の模様までシャープに写せます。
マクロ専用にとどまらない汎用性の高い一本です。
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
- 軽量コンパクトで持ち出しやすい
- 高解像でシャープな描写
- コストパフォーマンスに優れる
軽量・高解像で扱いやすい定番マクロ
「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」は、等倍撮影に対応した中望遠マクロレンズです。
小型・軽量ながら非常に高い解像力を誇り、昆虫や花、小物などの細部をシャープに描写できます。
ピントリミッター搭載でAFも快適。
オートフォーカスの駆動音が少ないため、動画撮影にも使いやすいです。
防塵・防滴仕様のため、屋外撮影にも安心して持ち出せます。
価格と性能のバランスが良く、マクロ撮影を始めたい人にもおすすめなレンズです。
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
- 最大2倍相当の高倍率マクロ撮影
- 強力な手ブレ補正で手持ち対応
- PRO仕様の高解像・高耐久設計
手持ちで高倍率撮影が可能なPROマクロ
「OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO」は、撮影倍率4倍・テレコン装着で8倍に対応したPROシリーズのマクロレンズです。
被写体との距離を保ちながら、肉眼では見えない微細な世界を高精細に描写できます。
強力な手ブレ補正を内蔵しており、三脚なしでもマクロ撮影が可能。
最短撮影距離が25cmまで寄れるため、動植物やテーブル撮影などにも便利です。
防塵・防滴・耐低温設計で過酷な環境にも対応します。
本格的にマクロ表現を追求したい上級者向けの一本です。

昆虫や小さい花などの撮影が趣味な人におすすめです。
自分に合うマイクロフォーサーズレンズを選ぶコツ

マイクロフォーサーズには沢山のレンズがあり、どれを選ぶか悩みますよね。
高額な買い物だからこそ、後悔しない決断をしたいものです。
そこでここでは、自分に合うマイクロフォーサーズレンズの選び方を紹介します。
- 目的に合わせて焦点距離を選ぶ
- 優先したい機能を決める
目的に合わせて焦点距離を選ぶ
レンズを選ぶときは、目的に合わせて焦点距離を選びましょう。
単焦点レンズといっても、下記のように焦点距離(35mm換算)はさまざまです。
それぞれ得意な撮影場面が異なるため、自分に合うものを選びましょう。
| 焦点距離の目安(35mm換算) | 向いている撮影場面 | |
| 広角レンズ | ~35mm | ・風景撮影 ・スナップ撮影 ・建物撮影 など |
| 標準レンズ | 35~50mm | ・ポートレート撮影 ・スナップ撮影 ・物撮り撮影 など |
| 望遠レンズ | 50mm~ | ・月撮影 ・野鳥撮影 ・飛行機撮影 ・運動会撮影 など |
広角レンズは広い画角が魅力で、自然風景や建物の全体像を写したいときに向いています。
標準レンズは見た目に近い画角で、なんにでも使いやすいです。
ある程度アップで写すこともでき、ポートレートや物撮り撮影にも適しています。
望遠レンズは遠く被写体を撮影でき、月や野鳥など近くに寄れない被写体の撮影におすすめです。
焦点距離によって特徴が異なるため、自分に合うものを選択しましょう。
ちなみに、複数の焦点距離を使いたい場合、ズームレンズの方が向いている場合もあります。
単焦点レンズを買う前に、ズームレンズと比較するのもおすすめです。
優先したい機能を決める
レンズを選ぶときは、優先したい機能を決めましょう。
レンズは焦点距離のほか、下記のような機能面に差があります。
- 防塵/防滴
- レンズ内手振れ補正
- AF/MFの切り替え機能
- 重量/サイズ
- 電動ズーム機能 など
機能が多いほうが良いものの、比例して価格もアップしがちです。
使用目的や場面に合わせて、価格とのバランスをみて購入する必要があります。
たとえば、よくレジャーで使用する人は防塵・防滴機能。
歩き撮りや手持ち撮影をするなら、手振れ補正機能が充実したレンズが良いです。
用途に合わせて、自分に最低限必要な機能を備えたレンズを選びましょう。

予算内で、できるだけ機能の充実したレンズを選ぶのがおすすめです。
気になるレンズは購入前にレンタルがおすすめ

気になるレンズは、購入前にレンタルするのもおすすめです。
カメラを購入すれば自由に機材を使えるものの、数十万円の支払いが必要となります。
カメラは高額なため、なかなか購入に踏み込めませんよね。
レンタルなら最新モデルや高価な機種を気軽に試せます。
レンタルサービスでは、旅行期間に合わせたプランも豊富。
利用してみてもっと使いたいなら追加レンタル、もしくは購入すればOKです。
合わなければ返却するだけなので、購入するより費用を抑えられます。
下記におすすめのレンタルサービスを記載しておきますので、ぜひ利用を検討してみてくださいね。
まとめ

今回は、マイクロフォーサーズの神レンズを目的別に紹介しました。
マイクロフォーサーズのレンズは選択肢が多く、広角から望遠まで目的に合わせて選択可能です。
フルサイズレンズに比べ、望遠側レンズの価格が安いのも魅力。
レンタルサービスも活用しながら、自分に合うレンズを選択してくださいね!


