超広角レンズは使う場面は限られますが、1本持っていると撮影の幅が広がります。
この記事では、マイクロフォーサーズ用の超広角レンズのおすすめ商品を5つ紹介します。
超広角レンズは種類があまり多くないので、中華レンズも十分選択肢になります。
価格も安いものが多いので、おすすめです。
中華レンズもいい商品が増えてますよ。
超広角レンズの基準
おすすめの中華レンズを見る前に、まずは超広角レンズの基準を確認しておきましょう。
超広角レンズの基準は、フルサイズ換算で焦点距離24mm以下からといわれることが多いです。
マイクロフォーサーズの場合、焦点距離が2倍換算になるため、12mm以下のレンズが該当します。
マイクロフォーサーズの超広角レンズは、あまり選択肢が多くありません。
また、価格も高めなので、そうそう買い替えるのは難しいですね。
【マイクロフォーサーズ】超広角レンズおすすめ5選
超広角レンズは、風景や自撮りなど、全体を映したいときに便利です。
使う場面は限られますが、あると便利なレンズといえますね。
ここでは、マイクロフォーサーズの超広角レンズを5つ紹介します。
今回は、中華レンズが多めに構成されています。
中華レンズは、近年品質が向上しており、使いやすいです。
また、価格もお手頃なレンズが多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
LAOWA 7.5mm F2 Auto Aperture
「LAOWA 7.5mm F2 Auto Aperture」は、7.5mmと超広角レンズのなかでも画角が広く、風景を撮影するときにおすすめです。
レンズ自体のサイズも小さく、重量も約150gとかなり軽いため、自撮り撮影や歩き撮りにも使えますね。
ちなみに、LAOWAの超広角レンズには、7.5mmのモデルがもう1つあります。
そちらは電子接点がついていません。
「LAOWA 7.5mm F2 Auto Aperture」には電子接点がついているので、カメラ側での絞り調整や撮影データの保存ができます。
また、個人的に、レンズが非魚眼レンズなのもおすすめポイントです。
僕は動画撮影をするとき、NDフィルターを使用します。
なので、レンズ表面にフィルターをつけられるのはありがたいです。
価格も超広角レンズのなかでは安いので、はじめての超広角レンズにもおすすめできます。
【詳細情報】 | |
焦点距離 | 7.5mm |
F値 | F2 |
画角 | 110度 |
絞り羽根枚数 | 5枚 |
最短撮影距離 | 12cm |
最大撮影倍率 | 0.11倍 |
フィルター径 | 46mm |
寸法 | 53×48mm |
重量 | 約150g |
価格(2022年6月29日現在) | Amazon:81,312円 楽天市場:77,000円 |
Kowa PROMINAR 8.5mm F2.8
「Kowa PROMINAR 8.5mm F2.8」は、超広角レンズのなかでは大きめのレンズです。
映りが優秀なレンズで、F2.8でもゆがみが少ない美しい写真・動画が撮影できます。
ただ、重量が440gあるため、手持ちの長時間撮影や歩き撮影には向かないかもしれません。
三脚に乗せて撮影する分には気になりませんね。
また、このレンズも前面にフィルターを装着できるため、NDフィルター等も使えますね。
僕の場合は、カメラにかけられる予算に限度がああります。
でも、お金がたくさんあれば間違いなく買いたいレンズです!
あ~お金ほしいなー(笑)
【詳細情報】 | |
焦点距離 | 8.5mm |
F値 | F2.8 |
画角 | 93.5°(H)×77.1°(V)×106.0°(D) |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 20cm |
最大撮影倍率 | 0.08倍 |
フィルター径 | 86mm |
寸法 | 71.5×86.8mm |
重量 | 約440g |
価格(2022年6月29日現在) | Amazon:86,370円 楽天市場:69,800円 |
Voigtlander Nokton 10.5mm f/0.95
「Voigtlander Nokton 10.5mm f/0.95」は、今回紹介する超広角レンズのなかで最も高級なレンズです。
価格が高いだけあり、写真・動画ともに美しく撮影できます。
とくにボケ感がとても美しく、繊細な描写力が光っていますね。
解放F0.95で撮影できるので、かなりボケを活かした撮影ができます。
Web上やYouTube上にたくさんの作例が上がっていますが、どれを見ても値段が高いだけあるなと感じさせるクオリティでした!
価格は10万円以上するため、手軽には購入できません。
でも、ほかのレンズを何回も買い替えるなら1回目にこのレンズを買うのもありかもしれないです。
ちなみに、金欠の僕はもちろん購入できません。
とほほ…
【詳細情報】 | |
焦点距離 | 10.5mm |
F値 | F0.95 |
画角 | 93度 |
絞り羽根枚数 | 10枚 |
最短撮影距離 | 17cm |
最大撮影倍率 | 1:8:2 |
フィルター径 | 72mm |
寸法 | 77×82.4mm |
重量 | 約585g |
価格(2022年6月29日現在) | Amazon:107,800円 楽天市場:該当商品なし |
七工匠 7artisans 12mm F2.8
「七工匠 7artisans 12mm F2.8」は、2万円台で購入できるコスパが高い超広角レンズです。
安いレンズの場合、色合いに癖があったり、四隅が歪曲していたりすることがあります。
しかし、このレンズは、比較的歪曲が少なくて癖の少ないレンズですね。
もちろん、価格が安いので、ボケ感や色味が物足りない部分はあります。
ただ、コストを抑えてある程度使えるレンズを買うなら選択肢になりますね。
個人的に、ある程度の色味ならRAW現像や動画編集で修正できるので、そこまで細かい違いは気になりません。
あからさまに色合いが違うと困りますが、そうでないなら買いですね。
【詳細情報】 | |
焦点距離 | 12mm |
F値 | F2.8 |
画角 | 記載なし |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 20cm |
最大撮影倍率 | 記載なし |
フィルター径 | フィルター装着不可 |
寸法 | 63×67mm |
重量 | 約290g |
価格(2022年6月29日現在) | Amazon:該当なし 楽天市場:23,940円 |
Meike 12mm T2.2 シネマレンズ
「Meike 12mm T2.2 シネマレンズ」は、マニュアルフォーカスの大口径レンズで、シネマティックな動画撮影におすすめです。
よくある映画風な画質や色合いを表現しやすいので、YouTube動画作成や自作映画を作る人にも向いているレンズといえます。
また、マニュアルフォーカスでピントを自由自在に動かせるため、手前から奥、奥から手前といった具合にボケを操れます。
少しレンズは大きいですが、本格的に動画を撮影するならおすすめのレンズです。
また、RAW動画が撮れる「BMPCC4K」との相性も抜群。
持っている方は、ぜひ検討してみてください!
【詳細情報】 | |
焦点距離 | 12mm |
F値 | T2.2 |
画角 | 対角86°水平73.2°垂直58° |
絞り羽根枚数 | 記載なし |
最短撮影距離 | 24cm |
最大撮影倍率 | 記載なし |
フィルター径 | 77mm |
寸法 | 記載なし |
重量 | 約606g |
価格(2022年6月29日現在) | Amazon:43,500円 楽天市場:57,453円 |
コスパがいい超広角レンズを楽しもう
今回は、マイクロフォーサーズのおすすめ超広角レンズを紹介しました。
超広角レンズは、画角が広くて使う場面が限られるという意見もあります。
ただ、1本持っていれば撮影方法の選択肢が増えるのでおすすめです。
比較的安いレンズもあるので、試しに買ってみるのもいいですね。