「カメラが欲しいけど高くて手が出ない…」
そんな悩みを持つ人は、多いのではないでしょうか。
一眼レフやミラーレスカメラは数万円から数十万円する高価な買い物。
でも、賢く買い物をすれば定価よりもかなり安く購入することができます。
本記事では、カメラを安く購入する具体的な方法を紹介します。
予算が限られている人向けのカメラ選びのコツまで詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

できるだけ安くカメラを変えれば、レンズを買うお金も確保できるかも!
結論:カメラ専門店のネット通販セールを狙え

結論からいうと、安くカメラを買うならカメラ専門店のネット通販利用がおすすめです。
安さでいうと、フリマアプリやネットオークションに軍配が上がるケースもあります。
ただ信頼性や品質を考慮すると、カメラ専門店のネット通販がベストです。
ネット通販は店舗に比べて人件費や運営費が安く、その分価格も安く設定されるケースが多い。
そのなかでも、カメラ専門店は「安さと信頼性のバランス」が抜群です。
とくに
- マップカメラ
- カメラのキタムラ
- フジヤカメラ
などのカメラ専門店は、在庫が多い分価格が抑えられています。
さらにセールのタイミングを選ぶと、お得に購入できます。
年末年始、新生活シーズン、ボーナス時期などは各店舗が競って値引きセールを実施。
普段よりも、10〜30%程度安く購入できることも珍しくありません。
カメラ専門店のセール期間を狙うことで、お得にカメラを購入できます。

とくに中古カメラはカメラ専門店がベストです。
なお、新品を購入する場合は、家電量販店とカメラ専門店で大きな価格差はありません。
ポイント還元制度によってお得感が異なるため、ポイントがたくさんつくところを選びましょう。
カメラを安く買う方法6選

ここでは、カメラを安く買う方法を6つ紹介します。
- ネット通販を利用する
- セールのタイミングで買う
- メーカーのキャンペーンに合わせて買う
- 状態の良い中古品を狙う
- 型落ちのタイミングを狙う
- 分割払いで購入する
ネット通販を利用する
ネット通販を利用することで、安くカメラを購入できます。
実店舗よりもネット通販の方が安く購入できる理由は、店舗運営コストの違いにあります。
オンラインショップは人件費や賃貸料が抑えられるため、その分を価格に反映できるのです。
主要なカメラ通販サイトは、以下のようなものがあります。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- カメラ専門店のオンラインショップ
- メーカー直販のオンラインショップ など
加えて、ネット通販の多くでポイント還元制度が用意されています。
楽天なら楽天ポイント、AmazonはAmazonポイントなどたくさんポイントを得られる可能性も。
よく通販で買い物をする人なら、現金と同じように使用できるため、実質負担を減らせるんです。

人件費がかからない分、実店舗よりかなり安い場合もありますね。
セールのタイミングで買う
各ショップのセールタイミングを狙うと、お得に買い物ができます。
カメラ専門店や家電量販店、ネット通販では定期的にセールが開催されています。
セール期間中は値引きが実施されるほか、ポイント還元率がアップするケースも。
カメラ購入を急いでいない場合は、セールを狙うのもアリですね。
なお、セールの種類としては次のようなものが実施されています。
セールの種類 | 内容 |
年末年始セール(12月〜1月) | 年内の在庫処分や新年キャンペーンで実施 |
新生活応援セール(3月〜4月) | 進学や就職を控えた学生や新社会人をターゲットとして実施 |
ボーナス時期セール(6月・12月) | 購買意欲が高まる時期に合わせて、各店舗が積極的にセールを実施 |
ブラックフライデー(11月) | 海外発祥のセールイベントで日本でも実施 |
決算セール(3・9月) | 店舗を運営する企業の本決算/中間決算時期に実施。 |
ビッグセールは年間で何回も実施されるうえに、毎年だいたい同じ時期に開催されます。
さらに小さなセールなら、1年をとおしてどこかの店舗で実施。
カメラを買うときは、セールが実施されている店舗で購入するのがおすすめです。
なお、セール情報はメールマガジンやSNSアカウント、公式サイトで公開されることが多いです。
事前にチェックしておき、セールを逃さないようにしましょう。
メーカーのキャンペーンに合わせて買う
カメラメーカーのキャンペーンに合わせて購入すれば、キャッシュバックを受けられます。
キャッシュバックキャンペーンでは、購入後に数千円から数万円が返ってきます。
1度は全額の支払いが必要なものの、あとでキャッシュバックされるのでお得です。
一般的には1~7万円程度のキャッシュバックが一般的。
購入タイミングを見計らうだけで、かなりお得です。
主要メーカーでは定期的に実施されているため、積極的に利用したいですね。
メーカー名 | キャンペーンの種類(過去事例) |
SONY(ソニー) | ・Welcome to α キャンペーン 2025 Summer ・オータムキャッシュバックキャンペーン ・αプレミアムキャンペーン2025 など |
Nikon(ニコン) | ・Nikon Creators 応援 2025 SUMMER キャンペーン ・Nikon Creators 応援 2025 SPRING キャンペーン ・Nikon Creators 応援オータムキャンペーン2024 など |
Canon(キヤノン) | ・キヤノン春のキャッシュバック2025 ・キヤノン夏のキャッシュバック2025 ・キヤノン秋のキャッシュバック2024 など |
OM SYSTEM(旧オリンパス) | ・OM SYSTEM 夏のキャッシュバック2025 ・冬景色堪能キャンペーン2024 など |
Panasonic/LUMIX(パナソニック/ルミックス) | ・LUMIX S9 夏のキャッシュバックキャンペーン2025 ・LUMIX夏のSシリーズレンズキャッシュバックキャンペーン2025 ・LUMIX S9 カメラはじめようキャッシュバックキャンペーン2025春 など |
これらのキャンペーンは、各メーカーの公式サイトで告知されています。
公式サイトもしくは、販売店の情報提供を確認しましょう!
状態の良い中古品を狙う
中古でも問題ない人は、状態の良い中古品を安く買うのもおすすめです。
中古カメラは、新品の50〜80%程度の価格で販売されるケースが一般的。
品質が高く使用歴の少ないカメラを選択すれば、費用を抑えて購入できます。
ちなみに、中古品の品質は購入店舗や使用歴によってピンキリです。
安くても質が悪いと長く使えないので、下記のポイントをチェックして購入しましょう。
- 外観: 目立つ傷や汚れがないか
- 動作: シャッター、オートフォーカスが正常に動作するか
- センサー: センサーにゴミや傷がないか
- 付属品: バッテリー、充電器、ストラップなどの有無
とはいえ、カメラ初心者だと状態を見分けるのは難しいですよね。
そんな人は、信頼できるカメラ専門店で購入するのがおすすめです。
カメラ専門店では、目利きに優れた人材が状態をチェック。
ランク付けや写真などを提供して、中古品の品質をわかりやすく提示しています。
具体的には、
が個人的におすすめです。
ネット通販が利用できるうえ、品質表示がわかりやすい。
写真もたくさん提供されているので、スレや汚れなどの状態が見られます。
納得したうえで、コスパの高い中古カメラを選べるんです。

新品同様のカメラもあるので、安く買いたいならおすすめです。
型落ちのタイミングを狙う
型落ちのカメラも、おすすめの選択肢です。
型落ちとは、新商品が発表された後の前モデル製品を意味します。
新機種が発表されると、従来機種(型落ち品)の価格が大幅に下がります。
一般的には1~2割程度、大きなバージョンアップでは3割程度値下がりすることも。
前モデル以前のカメラなら、さらにお安く購入できます。
カメラの場合、1〜2世代前の機種でも基本性能に大きな差がないことが多いです。
中古品の数も型落ち品は多い傾向があり、お得に購入できます。
ちなみに、型落ちカメラを狙うコツは次のとおりです。
- メーカーの新製品発表スケジュールを把握する
- 前年同期の価格推移を調べる
- 在庫が豊富なうちに検討する(人気機種は早期完売の可能性)
とくに新製品の発売頻度が高いメーカーなら、購入チャンスが多いです。
たとえば、ソニーやニコン、キヤノンなどは高頻度で新製品が発表されています。
定期的にYouTube情報や公式サイトの情報をチェックし、購入タイミングを見極めましょう。
分割払いで購入する
一括払いが難しい場合は、分割払いを活用することで負担を軽減できます。
分割払いを利用すれば、数十万円するカメラでも毎月の支払いを抑えられます。
- クレジットカード分割: 手持ちのカードで簡単に分割払い
- 店舗独自の分割: カメラ専門店が提供する分割プラン
- ショッピングローン: 銀行系の低金利ローンを活用
分割払いは原則手数料がかかるため、総費用の増加に注意が必要です。
一方でカメラ専門店では、無金利キャンペーンを実施しているケースも。
上限の分割回数までなら、金利無しで分割払いが可能です。
- マップカメラ:ショッピングクレジット60回まで金利0%
- カメラのキタムラ:ショッピングクレジット分割60回まで分割手数料0円
- フジヤカメラ:ショッピングクレジット分割60回まで金利0%
- カメラのナニワ:ショッピングローン分割24回まで金利無料
分割払いを利用するときは、金利手数料を含めた総支払額を必ず確認しましょう。
そのうえで、無理のない返済計画を立てることが重要です。
予算が少ない人向けカメラの選び方

カメラを買いたいものの、予算が少なくて決断できない人もいるはず。
ここでは、予算が少ない人向けにカメラの選ぶ方を紹介します。
- リセールバリューの良い機種を選ぶ
- レンズなど周辺機器の価格帯が安いカメラを選ぶ
- キットレンズセットを選ぶ
リセールバリューの良い機種を選ぶ
予算が限られている場合は、リセールバリューの高い機種を選択するのがおすすめです。
カメラを購入するとき、単純な価格だけ見て買う人も多いはず。
ただ売却するときを想定して機種を選ぶと、実質負担を減らせる可能性があります。
たとえば、
購入価格10万円のカメラ → 売却時8万円 = 実質2万円の負担
となります。
リセールが高いと実質負担を減らせるだけでなく、買い替えの足しにもできます。
機種のこだわりがない人は、リセールの高いカメラを選ぶのがおすすめです。
なお、リセールバリューが高い傾向にある機種の特徴は以下のとおりです。
- 人気の高いブランド(キヤノン、ニコン、ソニーなど)
- プロ・セミプロ向けのモデル
- 生産終了から日の浅い機種
- 傷や汚れが少ない状態を保ちやすいモデル
とくキヤノンのEOSシリーズやニコンのDシリーズ。
ソニーのαシリーズは中古市場でも根強い人気があり、リセールバリューが期待できます。
人気が高い機種や高性能機種は中古価格が下落しにくく、売却時に有利です。
費用を抑えるには、売却時に価格がつきやすいカメラを選んでくださいね。

最近だとSONYのカメラはリセールバリューが比較的高いですね。
レンズなど周辺機器の価格帯が安いカメラを選ぶ
カメラだけでなく、レンズなどの周辺機器も合わせて安いものを選ぶのがおすすめです。
カメラ本体だけでなく、レンズや三脚、ストロボなどの周辺機器も撮影には必要です。
これらの価格帯も考慮してカメラを選ぶことで、トータルコストを抑えられます。
レンズといっても、1万円程度から100万円を超えるものまでピンキリです。
メーカーやマウントの種類によって、レンズの相場は異なります。
また純正レンズだけでなく、サードパーティーレンズが豊富だと費用を抑えられるケースも。
カメラ本体だけでなく、レンズを含むアイテムの価格も考慮して選びましょう。
- キヤノンEFマウント: サードパーティ製レンズが豊富
- ニコンFマウント: 古いレンズとの互換性が高い
- マイクロフォーサーズ: 小型軽量で価格も手頃
ちなみに、レンズの価格だけでいうとマイクロフォーサーズが安めです。
とくに望遠側のレンズを買う場合、フルサイズ対応レンズよりかなりお買い得。
ボケはほどほどで、安さを重視したいならマイクロフォーサーズもおすすめですよ。
キットレンズセットを選ぶ
初心者の方には、カメラ本体とレンズがセットになったキットレンズセットがおすすめです。
別々に購入するよりも数万円安く済むことが多く、初期投資を抑えられます。
キットレンズは初心者向けのレンズが採用されており、撮影に慣れていない人も使いやすいです。
さらに高いレンズを買って飽きるリスクを考えると、キットレンズはちょうどいい価格帯といえます。
- 初期費用が安く済む
- すぐに撮影を始められる
- メーカー保証が本体・レンズともに適用される
- 初心者に使いやすい焦点距離がカバーされている
標準的なキットレンズは、18-55mm程度の焦点距離をカバー。
風景から人物撮影まで幅広く対応できます。
まずはキットレンズで撮影に慣れ、必要に応じて後からレンズを追加していくのがおすすめです。
購入が難しいならレンタルという手もある

カメラの購入が予算の関係で難しい場合は、レンタルサービスの活用も検討してみましょう。
レンタルサービスなら、月数千円~2万円程度でカメラ・レンズなどが借りられます。
継続してレンタルすると費用が増えますが、一時的な利用なら安く済む場合も。
下記の目的でカメラが欲しいなら、レンタルサービスを積極的に検討しましょう。
- 旅行や結婚式などの特定のイベントでのみ使用する
- 購入前にカメラの使用感を確認したい
- 複数の機種を比較検討したい
- 最新機種を試してみたい
場面に合わせてレンタルすれば、望遠・広角レンズなど出番が少ない機材を買わなくて済みます。
最近ではカメラレンタルサービスが増えているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- GOOPASS(グーパス):
月額プランと短期間プランから選択できる
- APEXレンタル:もしものときの安心補償が充実
- Rentio:アプリで簡単にレンタル&返却手続きができる
- モノカリ:カメラ・レンズ・家電など幅広いものをレンタル可能
安くカメラを買う方法【まとめ】

今回は、安くカメラを買う方法を紹介しました。
カメラは決して安い買い物ではありません。
しかし、買い方や機種選びを工夫すれば費用を抑えられます。
カメラに興味を持っている人は、本記事の内容を参考に購入を検討してみてくださいね。