旅行先でレンズ交換せずに写真・動画が撮影したい!
と思い至り、レンズ関連動画を見漁る日々。
最終的に、下記の2種類のレンズに絞り込みました。
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4 IS PRO
ただ、どちらも広角から望遠まで撮影できるので、結局どちらにするか悩んでいます。
そこでこの記事では、12–100mmと12–200mmを簡単に比較しつつ、どちらを選ぶか検討していきます。
本記事では細かいスペック紹介や比較はしていません。
あくまで主観多めなので、その点を踏まえてご覧いただけると幸いです。
どちらも一長一短あるので悩みますね。
12-200mm F3.5-6.3のメリット・デメリット
ここでは、12-200mm F3.5-6.3のメリット・デメリットを解説します。
メリット | ・フルサイズ換算24-400mmまで撮影可能 ・12-100mmより新品価格が安い ・12-100mmより軽くてコンパクト |
デメリット | ・望遠端の画質が低下する傾向がある ・手振れ補正がない ・F値が変わる&暗い |
12-200mm F3.5-6.3のメリット
12-200mm F3.5-6.3のメリットは、フルサイズ換算24-400mmまで撮影できるところです。
これ1本あれば、旅行先でもだいたいのものを撮影できます。
撮影していて望遠端が物足りないのは、野鳥や月などを撮影するときくらいのはず。
広角側も12mmはじまりなので、レンズ交換なしで使えるのがありがたいですね。
またサイズも12-100mmより小さく軽いので、旅行や登山でも使えます。
さらに12-100mmの新品価格が約16万円なのに対し、12-200mmは約12万円。
購入場所によっては、さらに安いケースもあります。
使いやすさと買いやすさは、12-200mmの魅力ですね。
使い勝手がいいのはかなりのメリット。
12-200mm F3.5-6.3のデメリット
一方で、12-200mmは100mm(フルサイズ換算200mm)を超えると画質が下がりやすいという声もあります。
YouTubeやブログのレビューを見ていると、確かに広角側の描写が甘いケースも。
画質を優先したい人にとっては、望遠側が物足りないかもしれません。
また手振れ補正がないので、カメラボディ側に手振れ補正機能がないと撮影がキツイです。
加えて、12-100mmのF値がF4固定なのに対して、12-200mmは3.5-6.3です。
望遠を伸ばすとすぐ暗くなるので、いちいち設定を変える必要があるのはめんどうポイントといえます。
画質にどのくらいこだわるかが決め手になりそうですね。
12-100mm F4 IS PROのメリット・デメリット
ここでは、12-100mm F4 IS PROのメリット・デメリットを解説します。
メリット | ・高画質でフルサイズ換算200mmまで撮影できる ・MFクラッチで素早く切り替えができる ・手振れ補正が強力 ・最大撮影倍率0.3とマクロ撮影も可能 |
デメリット | ・大きくて重いので持ち運びがキツイ ・望遠端が微妙に足りない場面もある ・価格が新品&中古ともに高い |
12-100mm F4 IS PROのメリット
12-100mm F4IS PROのメリットは、なんといってもPROレンズゆえの性能の高さです。
フルサイズ換算200mmまで、画質の劣化が少なく美しい映像・写真を撮影できます。
街歩きくらいであれば、このレンズ1本で行けるのはありがたいです。
またMFクラッチ機能や手振れ補正など、機能面も充実しています。
手持ち撮影でも、手ブレを気にせず撮影できる点は大きな魅力です。
さらに最大撮影倍率がワイド端0.3mmと、マクロ撮影でも使えます。
花や草木など、近づいて撮影したいときに便利です。
12-100mmは、性能の高さと機能面が魅力のレンズです。
使い勝手から悪魔のレンズともいわれていますね。
12-100mm F4 IS PROのデメリット
12-100mm F4 IS PROのデメリットは、大きくて重いところです。
12-200mmに比べると100g程度重いので、旅行や登山では持ち運びにくいことも。
またカメラボディがコンパクトだと、重心が前にかかるのでバランスも取りにくいです。
加えて、フルサイズ換算200mmは、若干望遠端が足りないと感じやすい。
とくに旅行だと、被写体に近づけないケースもあるので、望遠レンズが欲しくなる可能性があります。
なお、12-100mmは中古価格が12-200mmの新品価格と同じくらいの価格。
新品価格同士を比較すると、安くても15万円以上します。
性能が高い分、価格が高い点はデメリットといえます。
価格が高くサイズも大きいので、なかなか買う決断ができないですね。
旅行に1本選ぶなら12-200mmか12-100mmか
結論、最終的に私はM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3を選択しました。
決め手は以下のとおり。
- 12-100mmに比べて軽いかつコンパクトで持ち歩きやすい
- 新品価格が安い
- やっぱり望遠端を捨てきれないと判断した
軽いかつコンパクトで持ち歩きやすい
一番の決め手は、12-100mmに比べて軽いかつコンパクトということです。
12ー100mmが561gに対し、12-200mmは455gと軽い。
また全長も12-200mmのほうが小さいです。
望遠を最大まで伸ばした状態で、12-100を望遠まで伸ばしたのと同じくらいのサイズです。
性能を比較して、12-100mmがおすすめ!という声もあります。
ただ、いくら性能が高くても持ち運ぶのがめんどうで使わないと意味がありません。
私の場合、長距離を徒歩移動することも多いため、軽さとコンパクトさは欠かせませんでした。
新品価格が安い
次に決め手となったのは、新品価格の安さです。
12-200mmの新品価格は12万5,980円(価格.com調べ)。
12-100mmは16万2,536円でした。
価格差は約4万円ほどあり、購入場所によっては6万円ほど差があるケースも。
どちらも高いレンズですが、買いやすいのは12-200mmでした。
安さはやっぱり外せませんでした。
ちなみに、中古品であれば12-100mmを10~12万円程度で購入可能です。
ただ、ズームレンズは筒部分がゆがむケースもあるため、個人的に新品で買うようにしています。
そのため、結果的に12-200mmを選択することになりました。
やっぱり望遠端を捨てきれないと判断した
12-200mmを選んだのは、やっぱり望遠端を捨てきれなかったからです。
正直、都市部の街並みを撮影するだけでなら200mm(フルサイズ換算)でも足りるはず。
ただ、私の場合は川・山・海など、自然が多い場所に行くことが多い。
自然豊かな場所は撮影したいものが離れているケースもあるので、望遠端がほしいケースもあります。
結果的に多少画質を妥協しても、12-200mmの望遠を優先することにしました。
望遠レンズだけ別に準備する方法もありますが、レンズ交換しなくて済むのは楽すぎる。
利便性を考えると、結局12-200mmに落ち着きました。
まとめ
今回は、12-100mmと12-200mmで悩んだ体験談を紹介しました。
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4 IS PRO
どちらも良いレンズなので、正直かなり迷いました。
ただ、価格・利便性・遠くまで撮影できる点に魅力を感じて12-200mmを選びました。
たわいもない記事ではありますが、どちらにするか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
後日、12-200mm F3.5-6.3の簡単レビューも記事にする予定なので、ぜひお楽しみに!